「満腹中枢が満たされた」「アドレナリンが出そうなくらい美味しい」などと、美味しい食事をとられた方が口にすることがありますが、
これは正解なのです。
満腹中枢は脳の視床下部にある器官の一つで、接種した食物に対して満腹感を知らせます。満腹中枢が機能していないと、どれだけ食事を取ってもお腹が空きっぱなしになってしまいますが、「美味しい」は格別なのです。
美味しいは、4つに分類されます。
ー 昔懐かしい美味しい=幼少期に食べなれた味、つまり文化的な味です
ー 必要性のある美味しい=体が欲している理要素を取り入れることで、体が満足すること
ー 情報の美味しい=本格イタリアン、本場ブラジリアン、高級割烹料理など、”良い”としらされ”良い”と思いながら食べる美味しさ
ー 病みつきになる美味しさ=旨味 例えば、コカコーラーの甘味、ポテトチップスの塩けなどが当てはまります
昔の日本人は、「旦那に家に帰ってきて欲しければ、美味しいご飯を作らなければいけない」と嫁入りの際に言われた人も多いはずです。
ご飯だけを食べに帰ってくるのもおかしな話ですが、それほど食事は大切であったという文化より古人はそういっていたのかもしれません。
現代風にいうと、” 胃袋をつかむ”というのでしょうか?
幸福感を食物から
食事は幸福感に大きく結びついているのです。好きなことをするときにドーパミンが出るのと同じで、美味しい食事を摂ることで幸福感が満たされます。
最近よく耳にする”ウェルネス”心身の健康と精神的な健康の総合的な健康バランスが整っていることと定義されています。
食事による幸福感もこの中の一つに当てはまるのです。
「美味しい」と思いながら怒る人、いませんよね?
「美味しい」と感じると、もっと食べたい、次も食べたいなど少なからずポジティブな思考がうまれています。
犬でも食事の時は怒らないと言いますが、人間も同じです。
味覚センサーをビンビン飛ばして、楽しい食事を摂ることで小さな「幸福感」を得ることが可能になります。
お料理が苦手な人へ
脳は情報の受け取り方が性格によって異なってきます。ほとんどの人は、10人中
8人の人が「ここのレストラン美味しんだ」といって一緒に食事を摂ると、本来口にもしない料理をべようという気になりませんか?
お料理が苦手な人、ぜひ「美味しいでしょ」と食べる側に声をかけてあげましょう。
好きな人と食べる
好きな人と食べるご飯は格別だと言います。これはオキシトシンという物質が「美味しい」をさらに美味しくさせてくれるからです。
オキシトシンは愛情ホルモンとも呼ばれており、友達を含む好意を持てる人との食事は、このオキシトシンが2.5倍も分泌されます。
ドラマや映画で「一人で食べた方がまっし」と聞いたことがあるかもしれません。
分かち合えない人ととの食事にはオキシトシンが分泌されないからとも言えてしまいます。
小学校の道徳の時間で「食を分かち合う喜び」と習ったの、覚えてますか?<都道府県によって異なります>
これはまさにこのオキシトシンの分泌量が関係しているからでhないでしょうか?
気になるかた、NHKの「食の起源」ご覧になってみては如何でしょうか?
ウェルネスという言葉の中に、食事をぜひ取り入れてください。そうすることで、足らない何かを補ってくれるかもしれませんよ。
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