60Sがお熱い?

シャツやトップスをINするなんて、ジャック・シラクみたいにダサい!と思ってましたよね?

70S、80Sには、聖子ちゃんやキョンキョンみたいなフリフリのドレスを着ていたアイドルを見て育った団魂ジュニア世代の1970年台生まれには、トップスINなんてあり得ないのですがこれが流行っているのです。

トップスのINにさらに白いスニーカー、一体どこまでダサいの? 

ぴちぴちのトップスにピチピチのボトム、プレスリーか!と思わされますが、今や「トップスIN」にスニーカーを合わせるのが主流なようですね。

そんなあっと驚かされるアパレル業界ですが、買う人も作る人も、企画する人も納得、そして嬉しい企画なのがユニクロの「世界難民の日企画」


出典:ユニクロジャパン


企業が困っている人を助けているのはよく耳にしますが、こうやって製品の素晴らしさをアピールできる企業は本当に少ないと思います。

みなさん、宣伝広告費がいくらかご存知でしょうか? 

ユニクロだからただのように思えるかもしれませんが、企画からマーケティング、媒体関係から接待、そして現地に行く旅費、交友費ざっと計算しても魂が飛びそうな金額なのです。

ボランティア、寄付をすれば良いというものではなく、その国の素晴らしいところを宣伝してこそボランティアではないでしょうか?

その国の人々が、自分の足でしっかりと立っていけるように促してあげれるユニクロは素晴らしい企業だと思います。

これを機に貧困で、水も満足に与えてもらえてない人たちが製造した商品が世界中に流れるのです。

昨日の難しいことが明日の栄光に変わるのです。

作る人も買う人も、企画する人も輸入する人もみんなが笑顔になれる企画を配信したユニクロはこれからも成長企業となるはずです。


と、そこまでは良いのですが社長の柳井さん。

ユニクロが出発し始めた頃には九州の小さな店舗から始めました。そして、大メッカである量生産の中国産の衣料品は不良品ばかりでした。

右と左の長さが違うなど、クレーム対処に追われていました。

柳井さんの成功の鍵は、「グローバル化」でした。

今まで日本の企業になかったこと、しなかったこと、目にも止まらなかったことを数時間で広報がメディアに発表したのです。

これを機にユニクロは世界のユニクロへ、華麗な変身を遂げたのです。

人と同じだと恥ずかしいのはマテリアルのみではなく、信念であると伝えてくれたのは間違いなく柳井社長です。


さぁ、何をユニクロの広報は報道でながしたのでしょうか?


ヒントは、「今まで皆んながこれをしたら批判を買うだろう」ということをしたのです。

開拓ということですね。


新しいことを世の中に広めるのは単純なことではありません。

デザインでも食品業界でも同じです。やるからこそ変化が訪れることを柳井社長はちゃんと知っていたのです。


柳井社長の武勇伝、まだまだありますよ。ソフトバンクの孫社長と柳井さんはとても似ています。



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